水嶋姉の戦闘力はんぱねぇ
釣られないわけにいくかっていう。しかし出遅れた。
以下、4/1楽屋裏ねた的な何か。
「これって、僕のことだよね」
「え?」
「これ。『敵同士でありながら恋に落ちてしまう』――月子と恋に落ちるのって、当然僕だよね?」
「え、えっと」
「だってそうでしょ? 月子と仲が良いのが姉さんだなんて、ドラマとしても盛り上がるだろうし――って、今隠したの何?」
「な、何でもないよ」
「何でもないなら僕が見ても問題ないよ、ね……っと! なんだ、原作持って来てたなら早く言ってよ。どれどれ……」
「あ、あの郁っ」
「……」
「……郁?」
「これって、監督は誰だったっけ? ……ふうん、なるほど。ごめん月子、ちょっと用事が出来た」
「用事って」
「ねえ月子。漫画とか小説とかが実写化された場合って、必ずしも原作通りになるとは限らないよね」
「え?」
「例えば、予算とか役者の都合で設定が変わったりとか、あとは……そう、まだ完結していない作品の場合って、原作とは違った展開になる場合もあるよね」
「う……うん」
「だからちょっと行ってくる。ああ、時間がかかっちゃうかもしれないから、月子は先に寮へ戻ってていいよ」
「えっあの、郁、ちょっと待っ」
「何? ああ、一人にされて寂しい? ごめん、今は我慢して。そのかわり、撮影中はたくさん一緒にいられるだろうから」
「そうじゃな――んむ」
「……気を付けて帰るんだよ。僕のスピカ」
**
てぃあぽら(勝手に略さない)における月子たんのお相手は、本命:保険医/対抗:副会長/大穴:メガネと予想してみたがどうか(どうかと言われても)
はっ、まさかマルチエンド(シリーズラストのTVA企画的な意味で)じゃあるまいな……!(笑)
べっ別に、「水嶋姉と月子たんが仲良し設定=顔が見えない仲間」、だなんて思ったりなどしていない、していないんだったら。
- Date 2010/04/03
- By 実月
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