meganebu

Bushi

2011年02月の記事は以下のとおりです。

ぬこぬこ以下略

時節柄に便乗してみたなう。
時間がなかったので会話オンリーです土下座。

「郁、今日は随分ご機嫌だね」
「ん? ああ、まあね」
「何かいいことでもあったの? ……聞いてもいい?」
「んー、どうしようかな。……じゃあ、ヒントを出すから当ててみて」
「ええ? う、うん。わかった」
「ヒント。今日は何の日でしょう」
「今日? 2月22日……あっ、猫の日だよね!」
「何だ、知ってたの」
「朝テレビで言ってたから。……ねえ。郁は、猫の日だから、嬉しいの?」
「まあ、そうなるかな。律儀に猫の日に届けてくれたし」
「その箱、何?」
「今日、星月学園に僕宛に届いた荷物。発送元はアメリカ」
「アメリカ?」
「中身は……これ」
「これ、って……飴? え、もしかして……」
「そう。会計君からのお詫びの品」
「これって……猫と話せるようになる?」
「そう。ちゃんと解毒剤もつけてもらったよ。……って、色変わってないな……またドクダミ味か」
「つまり……これを使って、みー助と話をするってこと?」
「もちろん。野点の時は話す前に解毒剤を舐めちゃったしね。飴に関してだけなら、会計君の腕もそれなりに信用できそうだし」
「あれ、でも肝心のみー助は? さっきから見ないけど」
「言われてみれば……どこに行ったのかな。おーい、みー助」
「……来ないね」
「部屋の方かな。みー助ー」
「あ、私も行く」
「みー助ー。……あれ、部屋にもいないな」
「いないの? うーん、他の部屋って……」
「みー助ー」
「……あ。郁っ、こっち」
「いた? どこ?」
「しーっ。あそこ。乾燥機の上」
「……そういえば、さっき回したんだった」
「温かいもんね、あの上。……ね、郁」
「仕方ないね。みー助が起きたらにしよう」

***

 
「でもこれ、本当に話せるようになるのかな?」
「なることを祈るけどね。月子も舐めてみる? 解毒剤の味は最悪だけど」
「うーん……興味はあるけど……」
「あるけど?」
「……これ舐めると、語尾ににゃーって付けないとなんだよね?」
「付けないと、じゃなくて、勝手に付くの。……そうだった、その副作用もあるんだった。でもまあ、他に誰もいないし、みー助と話せるなら僕は気にしないかな」
「……」
「ねえ、月子も一緒にみー助と話をしてみない?」
「……話はしてみたいけど、……恥ずかしいし」
「僕しか聞いてないのに? あ、みー助もか」
「郁に聞かれるから恥ずかしいの! ……でも、うーん」
「悩むくらいならやってみようよ。何事も経験って言うし」
「うう、でもやっぱり――」
「はい口開けて」
「っえ? むぐ、むー!」
「はい、出したらもったいないからちゃんと舐めて」
「むー!」
「大丈夫、解毒剤の効果は僕が身をもって確認済みだよ。……舐め終わった?」
「……」
「月子。何か言ってみてよ」
「……」
「強情な子には……実力行使って手もあるんだけど」
「っに」
「……に?」
「……にゃー……にゃ? にゃー!?」
「え? ……月子? もしかして、……にゃー、しか、喋れなくなってる?」
「……にゃー」
「本当に? これって……もしかして、性別で効果が変わるってこと? まあ何にしても、会計君の趣味にしては中々……」
「にゃー!」
「え、な、何? 何でもないってば。……でも、困ったな。にゃーって言ってる月子は可愛いけど、意思の疎通には不便かも」
「にゃー……」
「ごめん。そんな悲しそうな声で鳴かないでよ。解毒剤を舐めれば戻るんだし……あ」
「にゃ?」
「もしかして……んぐ」
「にゃ、にゃー!?」
「むぐ、んー……」
「にゃー、にゃっと、郁っ!」
「……あ、っはは、やったにゃ」
「……にゃ?」
「僕も飴を舐めたら、月子の言葉がわかるようになったにゃ」
「にゃー!? そ、そんなのって、ありにゃの?」
「あるんじゃないかにゃ? よし、これで問題はなくなったにゃ」
「にゃくにゃった、って」
「ふふ、月子、可愛いにゃ」
「うにゃああ」
「うん、この分ならみー助とも話はできそうだにゃ。それにゃら……」
「――にゃ? にゃ、にゃにをするにゃっ」
「みー助が起きてくるまで、可愛い子猫ちゃんとお話をしようと思ってにゃ」
「おはにゃしって、にゃっ……、こんにゃ体勢ににゃる必要にゃんてっ」
「話をする以外にも、確かめてみようかにゃって」
「にゃ、にゃにを」
「月子がどこまで猫っぽくなってるのかを、にゃ」

「っに、にゃー!!」



猫化したらおにゃにょこ側が猫語オンリーorより舌っ足らずに猫語になる、というのは私の中で揺るぎない正義として君臨する最重要事項の一つですが何か?

あ、少し前に猫の日でなんかやれって言ってきたのはユカナさんなのでユカナさんがぜんぶわるいとおもいますキリッ。

ラヴコレ2011お疲れ様でした!(その2)

ラヴコレ2011お疲れ様でしたー!
何だかあっという間に終わってしまった気がする……コスプレさんで大層目の保養をさせていただきました。
あとそんなに逐一スタンディングしてなかったよガン見はしたけど! あ、マジ天使の絶対領域は正義すぎるとおもいました本当にごちそうさまでしたマジうまかったですmgmg(真顔)
ともあれさんざんメガネメガネ騒げて楽しかったですお世話になった皆々様ありがとうございました土下座ズザー!

 
それにしてもアニスカが神すぎてどうしたらいいんですか先生

  いいぜ てめえ(アニスカスタッフ様)が
  何でも(CDとゲームで語られてない部分の補完を)思い通りに出来るってなら
  まずはそのふざけた幻想(stsk破産)をぶち殺す

ええもうはい過酷すぎるDVDマラソンぐらい完走してみせますともふへへ……残高がゼロになるな……
あ、アニスカの感想は個人サイトの日記に放置してます(但し全力でネタ寄りの感想なのでご注意ください土下座)

 
次のイベント参加はスパコミになります。
……が、春コミ合わせで郁月な新刊が出せたらいいなあとか。決まり次第またお知らせしますー。

ラヴコレ2011おつかれさまでした!

すっかりイベント報告所と化してる部誌ですけどキニシナイ

ラヴコレ参加された方々おつかれさまでしたー。当日はすっごい盛況でしたね! 2010年の乙女ゲーム自体が人気シリーズの新作発売やアニメ化とか、たくさんの新作だとかで同人誌だすほうにしても規模の大小問わず活気に満ち溢れていたように思います。自分も遊んだゲームのあたりをうっきうき歩いてました。売り切れも多かったけどな!

コスプレが実に豊作。メガネいなかったけど。桜士郎がきたときは(隣に座っていた実月さんが)スタンディングオベーション状態でした。メガネいなかったけど。翼コスが一角に3人集まっていたときはさすがにふいた。でもメガネは一人もいなかった……何度思い返して見返してもメガネだけいないんだ……他はメイン全員いたはずなんだけどなあ。あと絶対アニメ版のセーラーつっこはいると思っていたのにいなかったのはなんか悔しかった……!

スタスカは、もう公式が用意してくれていたメディア展開はすっかり終盤なのだけども、まだまだ見てくれてる人とか楽しんでいる人とかがちゃんといてくれて、まあなんというかすごくえらそうなこというけど嬉しいなあとほっこらしてました。

自分がほれ込んだものは全部社会現象起こすレベルで人気が出ればいいのに、と昔から周囲にはばからず言いまくってましたがスタスカもその一つです。もっと見たくて触れたくて、いつか最後が来るとわかっていても、最後に到達したらまたいつもの虚無感と放心と寂しさがやってくるんだろうとわかっていても、やっぱり最後まで追いかけたいんだよねえ。最後の一瞬にどんな物語が見えているのか、それをみたくて追いかけたいんだ。

そうそう、アニスカは更新の度にギャボーしながら見ています。なんという痒いところに手が届く出来だ……ゲーム中では秘されていたおいしい回想イベントを片っ端から映像化してくれるとは。アニスカの本気ぱない。しかもばんばんサブキャラもアニメに出してくれる。確実に有李ねーさんが出るだろう水嶋回が今から楽しみで膝が震えるぜ(((( ´ー`))))

それと春FDの本気に死にそうです。ここここれがあと3季節あるのか……しかもスタスカのことだから回を重ねるごとに良くなっていくんだろ!? 知ってるよ分かってるよ!! 大好きだよ!!

こういったメディア展開を追いかけてきた結論としては、スタスカを経由してハニービーというレーベルおよびメインスタッフさんの作品センスにすごくすごく期待しています。切り口とか味付けだとか、言葉にならない微妙なサジ加減で、でもアンテナど真中にぶつかる角度で投げてくる。これがたまたまなのか、それともこれが常態なのかまだわからないけれど、でも評価したい。

もっと続けてほしい、胸を張って続ける環境にあって欲しいし、そのためになることであれば全力で応援します。続きを追いかけたいんだから、続かないということが一番辛いんだろうなあ。

最後はいらんところに脱線したけども、なにはともあれラヴコレおつかれさまでしたー。

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